歴史に名を残したいなら 2010 1 30
歴史に名を残したいなら、支持率など気にしないことです。
最近のオバマ大統領を見ていると、
支持率を気にする「人並みの政治家」になってしまったようです。
しかし、そういう政治家は、歴史の風雪に耐えられず、
人々の記憶から消えていくことになるでしょう。
オバマ氏が大統領選に出馬を決意した時、
「私は黒人だから暗殺される危険がある。
しかし、それでも大改革をやり遂げたい」という信念があったはずです。
今から、約2000年前、
イエスキリストが最後の時を迎える時、
弟子たちは、すべて逃げてしまい、一人になってしまったのです。
つまり、支持者は、一人もいなくなったのです。
それでも、イエスキリストは目的を達成し、
世界は、新しい契約の時代になったのです。
もちろん、イエスキリストには、
別の人生を選択することが可能だったでしょう。
結婚して家族を持ち、
時の政治権力と妥協し、
また時の宗教権力とも妥協して、
天寿を全うすることもできたでしょう。
しかし、それでは、歴史に残る大改革は達成できなかったでしょう。
現在の支持者の数を気にするより、
数百年後、数千年後の支持者の数を気にすべきでしょう。
今、イエスキリストを支持する人は、数十億人。
政治家と芸能人 2009 12 6
政治家と芸能人は似ている。
両者とも人気稼業だから、常に人気取りを考えてしまう。
しかし、本当の政治家は、芸能人とは違う。
国の将来のためならば、あえて国民に嫌われる選択もする。
だから、死後、墓を壊されることすらある。
数百年後、やっと国民に認められ、名誉が与えられることもある。
政治家というものは、それほど厳しい職業である。
しかし、今の政治家は、皆、芸能人となってしまった。
あるいは、政治家が役人化してしまった。
(結論を先延ばしにするのは、役人が最も得意とする)
「歴史が、私の決断を評価する」
そういう気概のある政治家はいなくなってしまった。